三線作りと演奏

沖縄の伝統と文化を伝える三線


沖縄の三線は、胴に施した皮や、棹に特徴があります。その構造はとてもシンプルです。オーソドックスな三線であれば、初心者でも楽器作りを気軽に体験できます。本格的な三線に使われる原木は、ゆし木やカマゴン、黒檀などが一般的です。さらに、三線の特徴でもある棹の形も、年代や流派によってさまざまです。胴の表面にはニシキヘビの皮が用いられ、上物になるとウロコの大きさも整っています。上質な三線には天然の漆が使用され、独特のツヤが魅力です。胴の側面には、さまざまなデザインの手掛けが使われます。弦の張りを調節する棹の先端に装着するカラクイもデザインや形状が何種類もあります。パーツを自由に組み合わせることで、自分好みの三線を作ることも可能です。

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三線を鳴らしてみよう


三線の音色を聞くだけでも、沖縄の文化や歴史に触れることができます。しかし、聞くだけでなく、実際に奏でてみることで、三線の魅力をより深く理解できるでしょう。三線には三本の弦が張ってあり、弦と胴の間にウマと呼ばれる部品が付いています。演奏するときにウマを立て、弾かないときは倒して三線本体や弦を傷めないようにしましょう。弦は左手で押さえます。上の弦から順に人差し指、中指、小指を使い、親指と薬指は用いません。また、弦を押さえるときは爪ではなく、指先の部分を使います。三線の楽譜には、漢字だけを使う工工四と呼ばれる記譜法があります。弦の弾き方や指の位置が合や乙などの漢字で示され、それを追うことで演奏が可能です。三線には、絶対音階というものがありません。多少の音階の違いは、味として受け入れられています。沖縄の文化や歴史に触れるつもりで、その音色を楽しみましょう。

竹富島は沖縄県の八重山諸島のひとつで、美しいビーチと珊瑚に囲まれた小さな島です。旅行各社が竹富島のツアーを組んでおり、石垣島からは高速船で約10分で到着します。